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スタッフブログ 2012年7月アーカイブ

乳腺腫瘍

同じ病気は重なるときは重なります。

先日も乳腺腫瘍の手術があったのですが、また犬ちゃんの乳腺腫瘍の手術がありました。しかも偶然ですが、同じ犬種。

犬ちゃんの乳腺腫瘍は良性と悪性腫瘍の確率が50%といわれています。発生するのは大体7歳過ぎてからで10歳前後が多いようです。

犬ちゃんは片側に5つ合計10個の乳頭があるのですが、単発で発生する場合と何か所かに出来る場合があります。

1か所のみの場合には部分切除を行いますが、何か所かにできていると、その部分だけを切除した場合には再発で別の場所に出来る確率が高いため、乳腺の全摘出をお勧めしています。

1回の手術ですべての乳腺切除を行うと、切除部分も多く、縫合した部分が引っ張られ、術後の経過も厳しいことが多いため、片側の乳腺全部摘出を行い、その1か月後にまた反対の乳腺を摘出という形をとっています。

また、避妊手術をしていない場合には避妊手術と乳腺摘出を同時に行います。乳腺腫瘍を起こしている場合、卵巣、子宮もなんらかの異常を起こしている確率が高いのと、未避妊の場合、高齢になってから子宮蓄膿症を起こす事がありますので、一緒に摘出をオススメしています。

今回の手術も10歳の犬ちゃんだったのですが、麻酔の醒めもよく、無事手術が終わりました。摘出した卵巣、子宮と乳腺は病理専門の先生の所で診断してもらい、異常の有無、良性、悪性の所見、などを調べてもらい、今後の治療の指標とします。

乳腺腫瘍は初めての生理が来るまでに避妊手術をおこなえば、ほぼ100%発生を抑えられると言われています。腫瘍のリスクを減らすという意味でも、発情が来る前の生後6カ月~7ヶ月の間の避妊手術をオススメします。


トリミング*U*

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蘭丸ちゃん***ヨーキー

 

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プッチュちゃん***Tプードル

 

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美宇ちゃん***Tプードル

 

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たいちゃん***Tプードル

 

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ベルちゃん***Tプードル

 

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コジロウちゃん***シュナウザー

 

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プーちゃん***マルチーズ


マダニ発見!!!

こんにちは~sun

先日、来院した犬ちゃん、別の件での診察だったのですが、お尻のあたりをみてみると・・・・なにか動いている!!!

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よくみてみると、マダニでしたbearing

マダニは皮膚について吸血し、貧血の原因になったり、バベシア症といって、原虫の媒介する病気の原因となります。

上の写真のマダニはまだまだ小さいので、耳の付け根や足の股などに寄生していると、気づかないことが多いです。吸血するとマダニは2倍以上の大きさとなり、そのくらいの大きさになって初めて気づくということもしばしば。そのままにしていると、たくさん寄生した時には貧血で命の危機なんてこともあります。

マダニは以前は沖縄、九州、四国地方などが多かったといわれていますが、温暖化により、今では関東、東北でも普通に寄生がみられるようになりました。

マダニ対策には駆虫薬による予防が有効です。皮膚に垂らして予防するスポットタイプと飲み薬のタイプがあります。シャンプーや水遊びを良くするのであれば飲み薬タイプがオススメです。食べるタイプだと嗜好性の問題がありそうということであればスポットタイプがオススメです。

ノミ、マダニが寄生していないか、皮膚の状態チェックしてみてくださいね。


歯科処置

今日はビーグルの犬ちゃんの歯石除去がやってきました。

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この写真では歯が見えないので、歯をアップcameradiamond

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なかなかひどい状態になってます・・・・sweat02

奥歯は根が深く、なかなか抜歯は難しいのですが、このまま残してしまうと、歯肉が炎症を起こし、いずれ抜歯をしなくてはいけない状態になると判断し抜歯となりましたcoldsweats01

結果は下の写真の通り、ほとんど歯がない状態となりましたが、これで、口の臭いからも解放され、すっきりとします。

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歯肉も落ち着いて来れば腫れもなくなり、きれいになります。

口の臭いや歯石がひどいなど、気になるかたは動物病院へご相談くださいね。

 

 

 

 

 


猫ちゃんの膵炎

急にまた暑くなりましたね。みなさん、体調はいかがですか?

今日は猫ちゃんの膵炎について書いていこうと思います。

膵炎には急性と慢性とあります。

急性膵炎の場合、元気の低下、沈うつ状態、食欲低下や頻回の嘔吐、下痢、脱水など、他の病気と区別しにくい症状を示します。お腹の部分が痛くて丸まっている姿勢を取る場合もあります。

慢性膵炎の場合はさらに困難で老齢になってきたから何となく寝てるのかな?と勘違いしてしまう事もあります。また慢性膵炎の場合、膵臓から出されるインスリンの分泌がうまくいかずに糖尿病を併発することもあります。

膵臓は肝臓や十二指腸(腸の上部)とも密接に関与しているため、肝臓や腸に炎症があった場合、膵炎を併発することも多いです。また伝染性腹膜炎などのウイルス疾患によってもおこります。

以前は血液検査で特異的な検査がなかったのですが、最近では猫ちゃんの膵炎に特異的な酵素を調べることによって判定することが可能になりました。またエコー検査で膵炎があると診断出来るようになりました。ただ、猫ちゃんの場合、犬ちゃんに比べ、なかなか膵臓を見ることが難しいので、軽度ですと判定が難しい場合もあります。

治療は以前は絶食をさせるという治療だったのですが、嘔吐の症状がなければ、消化のいい、栄養価の高い食餌をさせることにより治療効果が高まると言われています。それに補液(静脈点滴、皮下点滴)や消化酵素剤、制吐剤、抗生物質などで治療します。

繰り返しになりますが、膵炎はその周りの臓器と密接なかかわりがありますので、他の部分に異常がないか、あれば同時に治療を開始していくことになります。

日ごろから食欲や体重など見てあげて観察しましょうね。


トリミングッ(^^)

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ジョンちゃん***シーズー

 

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トトちゃん***ペキニーズ

 

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めぐちゃん***セントバーナード

 

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ソラちゃん***チワワ


腫瘤切除

先日ゴールデンレトリバーの犬ちゃんが耳のふちに何かできものがあると来院しました。

大きさは1cmほど。ブラッシングしていても全然気づかない場所にひっそりとあったようで、発見してびっくりsign03

実はこの犬ちゃんのお父さんが悪い腫瘍でなくなっているので、オーナーさんも心配になっていました。定期的に健診は行っていたのですが、今回の腫瘤を切除するために全身の健康診断をもう一度行うことに。

大きい犬ちゃんのレントゲンやエコーは暴れてしまうと抑えるのがなかなか大変なのですが、この犬ちゃんはと~ってもおりこうさんなので、我慢しておとなしくしてくれました。

幸い、レントゲンやエコーでは悪い所見は見つかりませんでした。

今回、性格も穏やかで腫瘤も小さく、局所麻酔だけでとれそうでしたので、全身麻酔をかけずに腫瘤を切除することができました。

この腫瘤は病理の専門の先生のところへ送り、切除だけで大丈夫か、今後は再発しないかなどを診断してもらいます。

手術後はすたすた自分で歩いてくれてオーナーさんがお迎えに来るまで入院室で待つことに。最初から最後までとてもお利口さんにがんばってくれました。


トリミング!!!

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トムちゃん***Tプードル

 

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コロちゃん***MIX

 

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エルちゃん***ウェスティ

 

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オーウェンちゃん***Gレトリバー

 

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もえちゃん***チワワ


するめ

シャンプーで来院の犬ちゃん。その前に相談が...・とお話しされたのですが、なんと、人用のおつまみのするめいかが5枚ごっそりなくなっていたとのこと。

高いところに置いてはあったものの同居の猫ちゃんが上から落とし、下で待っていたこの犬ちゃんが食べてしまったようです。量はどの程度たべたのかわからないとのことだったのですが、どうやらほとんど食べてしまった様子。

朝、少し吐いたのと、ややうんちがゆるめだけど、元気もあるし、シャンプーお願いしますとのことでした。のですが、トリミング中にうんちが大量にゆるいのが出てきました。

するめいかはとても消化が悪いものです。少しの量を食べる分にはとくに害は出ないとは思いますが、それでも小型犬は消化不良で吐いたり、下痢をしたりする可能性がありますので、進んであげる必要はないと思います。

今回どれだけ食べてしまったかは不明なのですが、仮に5枚全部食べたとすると、嘔吐、下痢などの消化器異常のほかに塩分過多により急性の腎障害を起こす可能性は十分有ります。今はうんちがそれほどゆるくなくても今後血便やしぶり便を繰り返す可能性もあります。

食べてしまったことをしかるのではなく、それを取れる環境にしてしまった人の責任です。ちょっと目を離したり、大丈夫だとおもって油断したことが命に係わる事故につながることもあります。中毒をおこすようなものを食べてしまった場合には一刻も早く、解毒、処置が必要になることもあります。日々の生活の中で危険なことはないか、もう一度、確認お願いします。


凍結治療その後・・・

今日は涼しいですね。急に気温が変化していますので、体調管理にご注意ください。

少し前になりますが、耳にイボのような腫瘤が出来てしまい、液体窒素を照射した犬ちゃんのその後の様子です。

下の写真は照射前の状態。

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そして、現在の様子

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どこにイボがあったのか、わからないような状態です。耳垢は相変わらずたまってしまうので、耳の中に何かある可能性はありますが、心臓が悪いので、手術というのは難しいです。でも、表面の出血を麻酔なしで抑えられるということはオーナーさんにも負担がかなり減った様子で、よかったです。

今まで麻酔にためらいを感じていたけれど、イボ取りたいというようなお悩みがありましたらご相談くださいね。

 

 


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