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スタッフブログ 2017年12月アーカイブ

2017年ラストスパート!

メリークリスマス!サンタさんは存在する派の道林です。今年も枕元に何もありませんでしたが・・・なぜですか?

さて、早いことにもう年末カウントダウンが始まっていますね。

年末年始は業者さんはほとんどお休みです。

ご飯のストックや薬の数は足りていますか?

最後にもう一度確認しましょう。

 

アステールの通常診察は12月29日までです。

12月30日は9:00~15:00の受付を行っておりますが、獣医師の指名ができるのは12:00までとなっております。

12月31日~1月3日は10:00~15:00の間、完全予約診療となっておりますので必ず来院前にお電話ください。また、追加料金が掛かります。

1月4日からは通常診察に戻ります。年末年始にご飯などの注文をされた場合、入荷までにお時間がかかる可能性がありますのでご了承くださいませ。

 

年内最後の道林の記事になりました。

たまに待合室等でブログの感想を聞く機会があり、嬉し恥ずかしです。ありがとうございます。

今年も様々な場所に出掛けることができました。来年も引き続き小旅行をしたいと思います。

そして、動物の豆知識もお伝えしていきたいです。

また年明けにお会いしましょう!良いお年を!

 

★クイズコーナー★

前回の答えは「1、1年に1回」でした!人の数倍の速さで成長・加齢していく猫ちゃんワンちゃんは、1歳を過ぎたら1年に1回、高齢期には1年に2回の定期健診をおすすめしています。また、若い内から定期的に血液検査のデータをとっていくことで、健康な状態の数値を把握することができます。異常を見つけるだけでなく、個体ごとに異なる、それぞれの健康な時の数値を知っておく事も変化の早期発見に繋がるのです。


滅菌器

こんにちは、院内のクリスマスツリーが輝いて綺麗です、道林です。

手術で使われる器具や布等は全て滅菌されたものを使いますが、病院では2種類の滅菌器がありますので紹介します。

1つはオートクレーブ滅菌器。もう1つはガス滅菌器。

 

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オートクレーブは密閉状態で高い圧力と温度と飽和水蒸気によって広範囲の菌や微生物を死滅させることができます。

当院にあるものはタンクに水を入れて温度の設定をし、スタートボタンを押せば後は自動的に滅菌を始めて乾燥までやってくれるのですが、滅菌・乾燥中の内部は120~160℃と、非常に高い熱を持つために機械表面は触れません。

某ひろみ氏でも触れたら火傷します。(A CHI CHI A CHI!)

また、終了直後に蓋を開けると水蒸気が噴き出し危険です。必ず圧力計が0になっているのを確認してから開けましょう。

熱に強い金属や布類を比較的簡単に短時間(1時間位)で行える滅菌方法のため、1日に数回使う事も多いです。

 

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プラスチックや耐熱性のない物は低温で行えるガス滅菌器を使います。

こちらはオートクレーブと違って終了するまで十数時間必要であるのと、酸化エチレンガスは人体に有害で毒性も強いため残留に注意します。しっかり密閉できていることも重要です。

滅菌後はしっかりエアレーション(内部の換気)を行ってから蓋を開けます。ガス滅菌がオートクレーブ滅菌より時間が必要なのは、ここの作業に時間がかかるからです。

ガスが入り込むことによって効果を発揮するため、筒状の物や複雑な形状でも任せる事ができます。

ただし、滅菌物の水気は厳禁です。完全に乾燥された物を入れましょう。

 

最後に。ただ物を機械に入れるだけではなく、汚れを物理的に落とす通常の洗浄もとても大事な工程の1つなんですよ。

 

★クイズコーナー★

前回の答えは「3、対称性ジメチルアルギニン」でした!健診ではSDMAという項目で測っている数値で、腎機能が8割失われてから数値が上昇するクレアチニンに対して、SDMAは腎機能が4割失われてから数値の上昇が見られるために腎臓病の早期発見に繋がります。腎臓に影響がない限り他の疾患の影響を受けない事も特徴です。

それでは今週の問題。

【血液等の定期健診はいつがおすすめ?】

1、1年に1回 2、5年に1回 3、10年に1回

答えは次回発表です! 


血液検査機器

こんにちは、手の乾燥が深刻な道林です。

病院では毎日多くの検査を行っておりますが、特に多いのは血液検査です。

そこで、血液検査で活躍している機械をご紹介します。

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赤と白のコントラストが鮮やかな「プロサイト」。

ここでは全血を使い完全血球計算を行います。

赤血球、白血球、血小板を分類分けし、それぞれがどのくらいあるのか、貧血の程度や炎症、感染、異常な白血球がないかを調べています。

 

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こちらは「ドライケム」。

血清または血漿を使って生化学検査を行い、各臓器や器官の状態を調べています。

1項目ごとに専用のスライドがあり、それをセットすることで数値を測ります。

 

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右から順番にご紹介です。

「コアグ」は出血を伴う手術や検査の前に行っており、血液の凝固作用が正常に作用しているかどうかを測ります。

「スナップショット」は甲状腺ホルモンや副腎皮質刺激ホルモンを測り、甲状腺機能亢進症/低下症、クッシング症候群、アジソン病の値を調べます。

「カタリスト」はドライケムと同じく生化学検査が出来る他、尿蛋白も測る事ができます。尿試験紙で蛋白反応が強かった場合、機械で数値化し、詳しく診る事があります。

ドライケムと異なるのは、当院ではカタリストでは1項目ずつ測っておらず「15項目」が1セットになっているスライドを使っています。少ない項目や限定的に測る時はドライケムを選択します。

 

他にもまだ紹介しきれていない物がありますが、今回は日々の活躍回数の多い機械をピックアップしました。

血液は身体の状態を調べるのに沢山の情報を持っているんですね!

 

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1月31日までやっている健康診断キャンペーンでは、結果の報告と同時に各項目の説明が書かれた資料をお渡ししています。是非ご活用ください♪

 

★クイズコーナー★

前回の答えは「2、血液毒」でした!この毒は血液に対して作用し、赤血球・血管壁を破壊して出血を起こします。これにより、激しい痛み、吐き気、腫れを引き起こします。マムシに咬まれたら患部を刺激せず病院に行きましょう!

それでは今週の問題。

【この中で、より早期の腎疾患を見つけることができるのはどれ?】

1、尿素窒素 2、クレアチニン 3、対称性ジメチルアルギニン

答えは次回発表です! 


退職のお知らせ

こんにちは!村山ですaries

突然ですが、12月をもちましてアステール動物病院を離れることになりましたweep

私は、2012年に看護師として新卒で入社しました。アステールでは初の新卒入社だったと思います。

初めの頃は本当に仕事ができず、スタッフにも飼い主様にも沢山ご迷惑をおかけした事と思います...

そんな私でも、信頼・尊敬できるスタッフや、温かい飼い主様のお陰でここまでくることが出来ました。

本当にありがとうございます!

 

私は子供のころから(記憶があるのは幼稚園の低学年)から動物が大好きで、小学校、中学校では必ず飼育係、飼育委員を務めていました(笑)その頃から動物に携わる仕事をしたいと思っていて、沢山の動物を幸せにすることが夢でした。

今もその思いは変わらず、

飼い主様には犬猫という動物のことをもっと知ってもらう機会を作ること、

私個人としては、ワンちゃん猫ちゃんの特徴や個性に合わせて、何を望んでいるのか常に観ながら看護を行うこと

を積極的に行ってきました。

パピーパーティーの導入もその一環で、微力ながらお手伝いもさせていただきました。少しでも飼い主様とわんちゃん達のより良い関係を築くお手伝いができたのであれば幸いです。  

動物病院は病気のことのみにとどまらず、ペットのことに関して幅広く相談できる唯一の場所なのではないかと思います。  

アステールのスタッフは、みんな動物が大好きで一生懸命なスタッフばかりです!安心して何でも相談できる病院ですので、飼い主様ご自身・愛犬愛猫のためにたくさん利用してくださいねwink


命を扱う現場での経験は、想像以上にたくさんのことを学ばせてくれました。その中でも、飼い主様との関わりはとても大きかったです。楽しかったことも大変だったことも、すべてが大切な思い出であり、今の私を作り上げた大切な一部です。

皆様との出会いに心から感謝です。本当にありがとうございました。


残り少ないお時間ではありますが、全身全霊で皆様のかわいいワンちゃん猫ちゃんを愛でさせて頂きますので、最後までよろしくお願いいたします♪


村山 真秀



薬とは?

こんにちは、師走ですよ、道林です。

今回は薬と毒のお話です。

「薬」と聞くと病気を治したり症状を和らげたりと良い印象がありますが、

「毒」と聞くと身体に害を及ぼす危険な印象がありますよね。

しかし、科学的に薬と毒には明確な違いは無く、同一のものとされています。

正しく使えば体調が良くなりますが、誤った使い方をすると中毒症状、物によっては死に至ります。

薬剤の血中濃度が増すと効果も増しますが、

無効量<有効量<中毒量<致死量

とあり、毒性の高さによってそれぞれの範囲が異なります。

薬としての効果は「有効量」にあたり、毒になるのは「中毒量、致死量」です。

有効領域が広いほどより安全な薬として利用され、有効領域が狭ければ注意深く投与します。

そのため、市販の薬にも入っている添付文書の指示を守ることが大切です。

 

薬によって得られる有益な効果を「主作用」と言い、有害な効果を「副作用」と言います。

どんな薬にも必ず主作用と副作用があり、その特性を踏まえながらバランスよく利用しなければなりません。

よく副作用ばかりが過剰に取り上げられ、誤解や悪い印象を与えられてしまうこともありますが、正しく使えば有益なものになります。

副作用を利用することもあります。例えばトラネキサム酸を主成分にしたバソラミン注射液の主作用は「止血作用」ですが、異物を誤食した犬猫に対し急速投与することで吐き気を促し、吐き出させる事に使ったりもします。

抗がん剤のように副作用のリスクがあっても主作用を得るために投与することもあります。

「薬とは包丁のようなもの」という例えを聞いたときはなるほど良い例えだと思いました。

 

人にとっては安全でも、動物はそうではない薬も多く、発熱や痛みがあるからと人の薬を与えたところ、風邪薬にも含まれているイブプロフェンによって元気消失・食欲低下・血便・腎機能低下を起こした例もあるそうです。

自己判断で人に使われている薬を使うと、その動物にとっては毒になることもあるので避けましょう。

摂取量、投与回数、使用方法を守って薬としての効果を生かせるようにしたいですね。

 

★クイズコーナー★

前回の答えは「2、ノミの寄生」でした!血液を吸ったノミの糞は水に塗れると赤くなります。ティッシュの上に置いて行うと分かりやすいです。ノミの寄生が疑われたら駆除剤を投与し、お部屋の掃除を徹底しましょう!

それでは今週の問題。

【マムシに代表される毒の分類はどれ?】

1、神経毒 2、血液毒 3、細胞毒

答えは次回発表です! 


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